インテリアとしてだけじゃない! カーテンが持つ機能とその効果について

インテリアとしてだけじゃない! カーテンが持つ機能とその効果について

カーテンを選ぶ際には、装飾性の面からだけでなく、使用場所や目的に応じて、さまざまな付加的機能の面にも注目が必要です。
ここでは、カーテンの機能別に、それぞれの機能がどのような効果をもたらすのか解説していきます。業界統一マークが付けられ、見本帳やサンプルを見るときにひと目でわかるようになっている場合も多くあります。カーテンを新調するときの参考にしてください。

「遮光」の機能


外の光を遮り、内部の光を外にもらさない機能があるカーテンを遮光カーテンと呼ぶことがあります。
一般社団法人 日本インテリアファブリックス協会 (NIF)認定の「遮光マーク」が付いたカーテンは、遮光率99.4%以上の遮光性能があることを表しています。
時間を気にせずぐっすりと眠りたい寝室、西日が強く差し込む部屋、ホームシアターを楽しみたいリビングや趣味室などにおすすめです。

「遮熱」の機能

遮熱についても、NIFにより一定の判定基準が設けられ、節電対策上の効果がある遮熱率、遮光率に適合するシアーカーテン(レースカーテンなどのこと)やスクリーン類を認定しています。室内温度の上昇を抑制しながら、外光も適度に取り入れることができます。夏、窓から日差しが強く入り込み、室内の温度が上昇する部屋などにおすすめです。NIFの認定マーク以外でも、遮熱効果をうたう商品はあります。

「防音・遮音」の機能

裏面にコーティング加工を施したり、吸音効果を高める凹凸のある織り方をしたりするなどの特殊加工で、室内から外部に漏れる音を低減してくれるカーテンがあります。
楽器の演奏、映画や音楽を室内で楽しむ部屋、道路などに面していて外の騒音が気になる場合に向いています。ただし、遮音カーテンは低い周波数の音には対応が難しい場合があります。完全に音を遮断するものではなく、使用環境によってもその効果は左右されます。

「ウォッシャブル」の機能


家庭用洗濯機で丸洗いすることができ、洗濯しても生地の縮みや色落ち、色あせを心配しなくてもよいカーテン生地や縫製カーテンには「ウォッシャブル」のマークが表示されています。キッチンに近いダイニングや子供部屋のカーテンは、いつも清潔に保ちたいもの。手軽に自宅で洗える「ウォッシャブル」カーテンは便利です。

「はっ水」の機能

こちらもNIFにより判定基準が決められており、適合したカーテンには「はっ水」マークが表示されます。はっ水加工が施されていることで、水分だけではなく汚れやカビを防止することもできます。浴室や洗面所など水回り、結露の起こりやすい窓には、はっ水機能のあるカーテンがおすすめです。

「防炎」の機能

消防法施行規則に基づく防炎性能試験に適合した製品であることを示すのが「防炎マーク」。
オフィスや店舗などで防炎規制を受けている空間、高層マンションやマンションの管理組合で防炎カーテンの使用を義務付けられている場合は、防炎ラベルの付いたカーテンを使用しましょう。

「抗菌・防臭」の機能

抗菌や防臭加工がうたわれているものの中で、信頼のおけるマークとしては「SEKマーク」があります。繊維評価技術協議会(JAFET)の基準をみたしたもので、SEKマークの中でも抗菌防臭加工、制菌加工などの種類に分かれています(抗菌防臭加工の方は防臭寄りの基準であり、制菌加工の方は細菌の増殖を抑制する加工に重点がある基準です)
抗菌・防臭機能を備えたカーテンは、家族が集まるリビングやダイニング、高齢者やタバコを吸う方のお部屋におすすめです。

カーテンの機能についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。
1枚のカーテンでいくつもの機能を併せ持つ場合もあります。「西側に窓のあるリビングには遮熱と防炎機能」「子供部屋にはウォッシャブルと防音機能」といった具合に、部屋ごとに必要な機能のあるカーテンを選ぶことで、より快適なお部屋にできます。